2014/12/24
模擬結婚式

ホテルマネジメントコースでは、日本の文化を学び、ホテルで重要なお仕事のブライダルを学ぶ授業があります。
毎年12月に一年間勉強してきたことの成果を確認するために、学生の手で作り上げる模擬結婚式 をA・B・Cの3グループに分けて行います。
新郎新婦はもちろん、司会、主賓、介添人(新郎新婦のお世話係)、キャプテン、音響や照明などもすべて学生が担当します。
会場は校舎内にあるセレモニーホールを使用し、装飾やテーブルセッティングも学生が行います。




司会は披露宴でとても重要な役割です。披露宴の前に、先生からしっかり指導を受けます。台詞も多いですし難しい言葉もたくさんあり、大変な役割ですが、日本語の勉強にもなります。
披露宴では、もちろん新郎新婦が主役ですが、それを周りで支えるスタッフが大勢います。介添人は、新郎新婦のお世話係です。着席や移動の時に新婦のドレスをととのえたり、イスをひいたりして、見えないところで二人を支える仕事です。キャプテンはパーティー全体をまとめるお仕事で、他のスタッフに指示するので、パーティーでの司令塔的な役割をしています。
音響や照明もパーティーを盛り上げる効果があるのでとても大切な仕事です。主賓の挨拶、乾杯の発声は、自分で原稿を考え、発表します。みんなの前でスピーチをするので、パフォーマンス能力がつきます。


披露宴では、余興(パーティーでのアトラクション)も楽しみのひとつです。 各グループでダンスや歌などを練習して楽しく披露宴を盛り上げてくれました。


模擬披露宴の締めくくりとして新婦が両親にむけての手紙を読みます。新婦本人が心を込めて両親に書いた手紙は、とても感動的でした。新郎は出席者に向けてお礼のスピーチをします。内容は自分で考え、敬語も使い、とても上手にスピーチができました。

今回の授業で、日本の結婚式について勉強したことで、日本文化や習慣などについても勉強できました。
留学生にとって、とても良い経験になったと思います。この経験は将来、きっと学生のみなさんの役に立つことでしょう。
駿台にはこんな楽しい授業もあります。次回はみなさんの番です。また楽しい披露宴を作りあげましょう。
ホテルマネジメントコース2年生のみなさん、お疲れ様でした。