2012/10/16
東京国立博物館見学☆
2012年10月6日は、東京国立博物館の「留学生の日」でした。本校国際観光専科の学生にもこの機会に実際に日本の美術を見て、日本文化への理解を深めてもらおうと見学会を実施しました。
また「日本の歴史と文化」という授業で学んでいることを、より具体的に確認することも目的でした。
今年創立140年を迎える東京国立博物館は、最近「トーハク」と呼ばれ、また「トーハクくん」というゆるキャラなども登場し、ずいぶん親しみやすくなってきました☆
当日は秋晴れの気持ちのいい日でした。参加者は72名。上野公園はちょうど「都市緑化フェア」が開催中で、色づいたコキアのアートをはじめ、東北復興の願いを込めた「水田」なども作られていて、トーハクまでの道を楽しませてくれました!!

(注)コキア…植物。
箒木・箒草ともいう。
実は「畑のキャビア」とも呼ばれる
秋田名産の「とんぶり」。

140周年を記念した特集陳列や高円宮コレクションの根付、秋の深まりを感じさせる重要文化財の俵屋宗雪筆『秋草図屏風』もあり、充実した展示になっていました。
またボランティアの方々による〈考古展示ガイド〉〈彫刻ガイド〉〈建物ツアー〉〈樹木ツアー〉などさまざまなイベントもありました。
参加した学生は「詳しく説明してもらって、見ているだけではわからないものもよく理解できた」と感想を言っていました。

記念撮影♪

鬼瓦前で!
大きさにびっくり!
☆課題の鑑賞レポートの中から、学生の感想を一部ご紹介

やはり、時代を超えて、多くの人の力により残されてきた美術品は、学生たちの心にも強い印象を残したようです。
そして、あわただしい日常から離れ、静かに美術品と向かい合えたことが貴重な時間だったと思います。