2008/12/8
全国専門学校英語スピーチコンテスト
準優勝!
おだやかな晴天に恵まれた12月8日、東京都中央区の日本橋公会堂にて第26回全国専門学校英語スピーチコンテストが開催されました
(主催:全国語学ビジネス観光教育協会、全国専修学校各種学校総連合会、財団法人専修学校教育振興会、後援:文部科学省、毎日新聞社)。
7月4日に本校で実施した「校内英語スピーチコンテスト」で優勝したモンゴルからの国費留学生、トラベル学科2年のトモルソロンゴさんが本校代表としてテープ審査による一次予選を通過し、本選に出場しました。
当日の抽選により、トモルさんは10番目のエントリーとなりました。
出場者11名(エントリー12名のうち当日1名棄権)はそれぞれ個性を活かしたスピーチを熱演。
待ち時間が長い分、緊張もひとしおだったと思いますが、休憩時間には応援に駆けつけたクラスメートや先生、校内コンテストで共に出場したエアライン学科の1年生たちと談笑して緊張をほぐしていました。
「リハーサルの実力をそのまま出せば大丈夫」という英語教科長の澤田先生の後押しにトモルさんも深くうなづいて、後半部が始まりいよいよ出番です。
周りがドキドキしながら見守る中、笑顔や身振りを交えながら、最後まで落ち着いた様子で無事にスピーチ終了。これは入賞(上位5名)確実かな? と関係者の誰もが手ごたえを感じたと思います。
トモルさんのスピーチのタイトルは「Alice In Wonderland」。
モンゴルから日本に来た時に受けた文化・習慣・環境や設備などの違いによる驚きの数々を、異世界に迷い込む童話の「不思議の国のアリス」にたとえて実感を込めて話しました。

一生懸命練習しました!

「大丈夫、とっても良かったよ」
審査タイムを経て、いざ結果発表です。
最初に入賞者5名が発表され、トモルさんは最後の5人目に名前を呼ばれました!
そしてこの5名の中から最優秀&文部科学大臣賞1名と各賞受賞者が選ばれます。
最優秀賞こそ逃しましたが、トモルさんは準優勝に相当する「全国語学ビジネス観光教育協会理事長賞」を見事に受賞し、大きなトロフィーをいただきました!
このトロフィーは来年のコンテストの返杯まで学校に預けられるので、他の学生たちにとっても励みになることでしょう。

手にしているのはもちろん
モンゴルの国旗です

満面の笑顔です。
少しずつ実感も湧いてきました。
最後に審査員の講評では「時事問題から身近な話題までテーマの選び方や切り口はいろいろあるが、いかに自分が思いを込めて話せる内容へと消化するかが重要だ」というお話がありました。
発音からスピード、抑揚、表情、そしてスピーチの内容と来年も高いレベルでの接戦が予想されます。本校からもまた校内コンテストを経て全国大会へと活躍してくれる学生が出てくることでしょう。
2年生のトモルさんは日本でさらに勉学を深めたいという希望から、埼玉大学現代文化学部への編入学が決まっています。
今回の受賞は来年からの大学生活のステップともなるでしょう。また応援した後輩たちや教職員も大きな感動と刺激をもらったと思います。
トモルさん、本当におめでとう!

仲間や先生方と。
みんなで受賞を喜びました!

準優勝。
今年は優勝して全国大会出場。
2年越しの努力が実を結びました。